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【書籍】ゴルフクラブ設計家 竹林隆光の航跡と功績
(税込)
フォーティーン創業者・竹林隆光が歩んだ航跡と、その過程で築き上げた功績が、一冊の本となりました。ぜひご一読ください。

タイトル/ゴルフクラブ設計家 竹林隆光の航跡と功績
判型/B6判
ページ数/160ページ

内容紹介

『タラコ』を筆頭に世界に先駆けた斬新な設計理論で
数々のヒット作を生み出したクラブ設計家の足跡


竹林隆光は1980年代、クラブの変革が始まろうとしていた時期にクラブ設計家としてデビュー。「ヘッドの重心位置こそがクラブの性能を決める最大の要因」という考え方をベースにした設計理論に基づいて多くの話題作、ヒット作を生み出した。

同時に、彼が「フィーリングを数値化」したことによってクラブの評価基準も格段に精度が高まり、進化を促した。従来の常識や伝統にとらわれず、科学や力学をも導入し、あらゆる面からフィーリングを数値化することで重心位置をデザイン。クラブのパフォーマンスを高めた設計理論はやがて世界基準となり、その後に生まれた多くのクラブのベースには、多かれ少なかれ“竹林流”の設計理論が流れている。

亡くなってすでに10年以上になるが、クラブ設計家としての竹林隆光が歩んだ航跡と、その過程で築き上げた功績を振り返り確認してみることは、クラブのさらなる進化の方向を探るうえで、またスコアアップを目指す多くのゴルファーにとって、彼が遺してくれた遺産がいかに大きいかをあらためて知らされる機会になるに違いない。

(「はじめに」より)

目次

はじめに
第1章 「MT-28」がツアーの定番を凌いでトップに登りつめる
第2章 チーム競技の“緩さ・甘さ”にガマンならず個人競技のゴルフへ進む
第3章 狙うは14本全番手で『ベストフォーティーン』独占
第4章 『タラコ』の大ヒットでクラブ設計家としての評価、地位を確立
第5章 「重心角理論」で杉原輝雄プロの現役生活を延ばす
第6章 世界に先駆けた“常識外れ”の設計理論でクラブの進化をリード
第7章 厳しくなる一方の規制にも怯まず、重心理論で突破
第8章 「MT-28」で、クラブに求められる「一に力学、二に機能美」を実現
終章 釣りでも世界主要大陸を完全制覇
竹林隆光略年譜